前回から始めた〇√△への変形。今回は数字が大きくなり、素因数分解するとかけ算の式が多くなってしまう例をやってみます。
でも原則は変わりません。「ペアを見つけたら√の外に出す、ペアでないものは√の中のまま」です。
1つ目の例です。
素因数分解すると、2がペア、もう一つの2と3がペアになっていません。
こういう場合、ペアの2を√の外にかき、ペアになっていない2と3は√の中でかけ算します。したがって、2√6 となります。
もう一つ例を見てみます。
2のペアが2つ、残った2が1つ出てきました。
ポイントはペアとして出てきた、2と2をかけることです。√の前は4です。
そして、1個だけ残った2は√の中です。よって、4√2となります。
なお、4√2は4×√2のことです。かけ算が省略されていることを確認してください。
今回のポイント。ペアになったもの同士は√の外でかけ算、ペアになってないものは√の中でかけ算。です。この変形はとにかくペアをしっかり見つけることが大事です。
では、練習問題です。
(練習問題) k√aの形に直しなさい。
(答)