指数法則(3)・数と文字の組み合わせ方
今日の内容が理解できれば、展開など今後にかなり活用できます。
前回までは文字だけの計算でしたが、今日は次のように数字もついているケースです。
このような計算の考え方の基本は、
① 数字と文字を分ける ⇒ ② 数字同士、文字同士をそれぞれ計算 です。
そのルールに従って計算したものが次になります。
赤丸で囲んだ数字同士、青のアンダーラインを引いた文字同士をそれぞれまとめ、元の計算がかけ算なので、それぞれかけていることが見えてくると思います。
なお、(※1)は文字のかけ算ですので、指数法則1・かけ算は、指数のたし算のルールが適応できます。念のため、指数法則を書いておきます。
もう1つ例を見ておきます。指数法則3で数字も入っている例です。
やはり、数字同士、文字同士の計算をしていることが分かります。
(※2)は指数法則2・( )の計算で、指数のかけ算のルールですね。
広い意味で言えば、以前にやった同類項の整理、例えば 2x+3x=5x の計算も、係数にあたる数字部分をたし算して、あとから同じ文字である x をくっつけているので、数字と文字を分けてそれぞれ計算という理屈は同じです。違うのは、文字の部分の処理の仕方だけです。(かけ算は計算、たし算は同じ文字のまま)
では、最後に練習問題です。
(練習問題)
(答)