元数学教員・奉孝先生の「数学の欠点9割脱出法」

数学がすごく苦手だという高校生に、少しでもテストで点を取れる喜びを味わってほしいと始めました

2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

連立不等式(3)・A<B<C型(2)裏技が使えるとき

A

運動会の話(2)

以前、↓ で運動会の意義について書いた続きです。 運動会の話(1) - 元数学教員・奉孝先生の「数学の欠点9割脱出法」 最近、運動会は様変わりしてるなと感じます。コロナのことなどがあって、午前中で終わらせるところも増えました。(特に小学校) 今、…

連立不等式(2)・A<B<C型(1)→2つの不等式に分ける

連立不等式には、次のような形のものもあります。 3つの式が横並びになっているこの形も連立不等式です。 なお、不等号の向きは2つとも同じです。A

連立不等式(1)・基本の型を覚える

1次不等式も最終盤に入ってきました。 連立不等式です。 中学校の数学で出てきた連立方程式は、x,yの2文字で表される2つの方程式について、その2つの式を同時にみたすx,yの値を求めます。例えば次のような式です。 ちなみに、↑ の①・②両方をみたす…

運動会の話(1)

夏休みももうすぐ終わり…。 と、こちら(西日本)に住んでいると安易に書いてしまいがちですが、冬の寒さが厳しいところではもう2学期が始まっているところもあるでしょう。 また、一部の高校も2学期が始まっているようです。 運動会が9月の頭に行われる…

共通範囲を求める(連立不等式のために準備)

小数の係数の不等式については割愛して(方程式と原則は同じで、両辺に10の倍数をかけて係数を整数にする)連立不等式の話をしたいと思います。 連立不等式というのは、後日のブログで詳しく述べますが、2つ以上の不等式を組み合わせて、それぞれの不等式の…

1次不等式を解く(5)・2つ以上分数があるときは両辺に分母の最小公倍数をかける

1次不等式の問題も後半に入ってきました。 今回は、分数が係数の問題です。 ↓ の1次方程式のときに、分数が係数のケースについて書きました。 1次方程式を解く(3)・係数が分数のときは両辺に分母の数をかける - 元数学教員・奉孝先生の「数学の欠点9…

記事の商品化

はてなBlogが「記事を有料化できるよ」という宣伝をしてきた。 といっても、このブログは一日数アクセス(一桁台)なので、有料化して誰が読むんや?というとこがあるし、有料化はしないです。 ただ一方で、勉強面のこと(一応高校数学)書いてるのが多いか…

1次不等式を解く(4)・( )がついていたらはずす

少し難しい1次不等式を解いていきます。 しかし、〇x<△の形にもっていって、両辺を〇で割るという基本は変わりません。 〇がマイナスのときは不等号の向きが変わる。という点には気をつけてください。 これが1次不等式の肝となるところです。 今日は、(…

1次不等式を解く(3)・解き方のパターンを覚える

今日の内容が、1次不等式の基本形と言っても過言ではありません。 しっかり理解できれば、多くの1次不等式が解けると思います。 では、1次不等式を解く流れを見ましょう。 ① x(文字)の項と数字の項をチーム分けする。 ② xは左辺、数字は右辺に移項さ…

1次不等式を解く(2)・移項では不等号の向きは変わらない

1次不等式を続いて解いていきます。 今日のポイントを先に伝えます。 「移項では不等号の向きは変わらない」です。 変わるのは移項した式の符号だけです。 このことをしっかり覚えておくことで、不等式にありがちな不等号の向きのミスを軽減することができ…

1次不等式を解く(1)・基本形および方程式との決定的な違い

いよいよ、1次不等式を解いていきます。 1次不等式はどのような形かをまず説明します。次のような形で表されます。 整理したら、左辺が1次式、右辺が0となり、不等号で結ばれる形です。 不等号は、反対向きの>や=のついた形の場合も含まれます。 また…

不等式の性質(4)・よくある問題(2)着目点は同じ

前回 ↓ の続きです。 不等式の性質(3)・よくある問題(1) - 元数学教員・奉孝先生の「数学の欠点9割脱出法」 さっそく問題を見てみましょう。 前回は、たす、ひく、かける、わるの1操作だけでしたが、今回は2つの操作が入っています。 でも、原則は…

研修

1週間ぶりの投稿です。 この間、臨床心理士の研修会などで県外に出ていました。 やっぱり自腹で学ぶ研修は、真剣に聞こうという気になれますし、結果的に学ぶものも多かったです。(一部、政務官の話はつまらなくてウトウトしながら聞いていた) 一方自腹と…

不等式の性質(3)・よくある問題(1)

前回まで不等式の性質を説明しました。 その最大のポイントは、 不等式の両辺に、①負(マイナス)の数を、②かけたり割ったりしたときには、 不等号の向きが変わる。です。 そして、教科書には不等式の性質の説明後、次のような問題があります。 一見難しそう…

不等式の性質(2)・例外を覚える

前回 ↓ の続きです。 不等式の性質(1)・等式の性質と似てるところ - 元数学教員・奉孝先生の「数学の欠点9割脱出法」 前回は不等式の両辺に、同じ数をたしてもひいても不等号の向きは変わらない。ということでした。 そして、今日はかけ算・わり算ですが…