元数学教員・奉孝先生の「数学の欠点9割脱出法」

数学がすごく苦手だという高校生に、少しでもテストで点を取れる喜びを味わってほしいと始めました

運動会の話(1)

 夏休みももうすぐ終わり…。

 と、こちら(西日本)に住んでいると安易に書いてしまいがちですが、冬の寒さが厳しいところではもう2学期が始まっているところもあるでしょう。

 また、一部の高校も2学期が始まっているようです。

 運動会が9月の頭に行われるため、運動会の練習時間の確保、もちろんのちの授業時間の確保という意味合いもあると思います。特に授業時間の確保という面では、学校は気遣うでしょうね。

 それと、熱中症対策はきっちりしてないといけません。

 水分補給はもちろんのこと、休憩時間、首などを中心とした冷却の対策も必要です。

 命を守るには、やりすぎということはありません。

 生徒の皆さんはもちろん、保護者や学校関係者の皆さんも無事に運動会が行われるよう願ってます。

 たまに考えることがあります。

 運動会の存在意義って何だろうかと。

 勉強以外での生徒の活躍の場とか。普段とは違った一面が見えるとか。

 昔も今も、足の速い子は人気者になりますね。

 また、応援リーダーとか、パネル(チームごとのイラストを描く)で力発揮する子もいます。

 そういう子にとっては運動会は楽しみかな。

 一方で、運動会は勝ち負けを競うことから、運動の苦手な子にとっては苦痛な面があるでしょう。

 居場所がなくなって欠席する子もいました。

 その欠席がきっかけで不登校、さらには進路変更ということにはなって欲しくないです。

 運動会は大きなイベントですが、それが学校生活のすべてではないです。

 みんながこういう部分で参加できた。というところが少しでもあればいいなと思います。「甘いな」という人もいるでしょうし、勝敗を全否定するわけではないですが。

 ところで、タイトルに(1)とあるということは続編があるということです。

 いくつか思うところがあるので、次回もちょっと書かせてください。