以前、↓ で運動会の意義について書いた続きです。
運動会の話(1) - 元数学教員・奉孝先生の「数学の欠点9割脱出法」
最近、運動会は様変わりしてるなと感じます。コロナのことなどがあって、午前中で終わらせるところも増えました。(特に小学校)
今、教員の業務負担がすごく大きくなってるので、行事を精選していくのは大事だと思っています。
一方で運動会といえば、地域の行事という意味合いもあります。
町に一校しかない小学校とかになると、地域の人も含めて競技に入ったりしてるとこもあります。
私の最後の勤務校は島にある高校でしたが、学校を知ってもらうということで、土曜日に開催してました。生徒が集まらないと廃校になるからです。小規模校だから活躍の機会が多いよとアピールすることが多かったですね。
これが街なかの学校だと、不審者対策などで平日開催というところが多いです。盗撮問題などもあるからです。
学校は子どもにとって安全な場所であることが第一です。
これには不審者などに傷つけられないという物理的なところと、いじめなどがないという心理的な安全という意味があります。
運動会は地域との交流の場なんだけど、いろんな安全は確保しないといけないし。
昨年からうちの県で議論となった高校統廃合問題(ほとんど教育長と県教委が押し切ったけど)や教員の多忙化を考えたときに今後の運動会はどうなるんだろうと、ふとこの時期になって感傷に浸ってしまいました。結論は何もないです。すみません。