連立不等式には、次のような形のものもあります。
3つの式が横並びになっているこの形も連立不等式です。
なお、不等号の向きは2つとも同じです。A<B<Cの形です。
この形の連立不等式の解き方の原則は、
「A<B<CをA<BとB<Cの2つの不等式に分ける」です。
分かりやすいように図示してみましょう。
左と真ん中の式で赤チーム、真ん中と右で青チームを作って、赤と青の不等式を連立させて解く。というイメージです。
大事なのは組み方で、必ず「左と真ん中」・「真ん中と右」で組み合わせることです。左と右は組み合わせません。
ここまでくれば、あとは連立不等式のパターンに従って解くだけです。
連立不等式の解き方を確認したい場合はこちら ↓
連立不等式(1)・基本の型を覚える - 元数学教員・奉孝先生の「数学の欠点9割脱出法」
2つの連立不等式に分けたら次のように解きます。(スペースの関係上、横長です)
2つの不等式に分けて解くという流れは理解できましたか。では、練習問題です。
(練習問題) 次の連立不等式を解きなさい。
(解)