元数学教員・奉孝先生の「数学の欠点9割脱出法」

数学がすごく苦手だという高校生に、少しでもテストで点を取れる喜びを味わってほしいと始めました

不等式と普段の生活との関連(余話)

 ↓の日のブログで、不等式の使われている例として、肉まんの持ち帰りが何個まで可能かという話をしました。

不等式の考えはどこで使われているか - 元数学教員・奉孝先生の「数学の欠点9割脱出法」

 今日もほとんど余話ですが、これがきっかけで定期考査の問題につながったという話です。

 この問題を例として出したのは、ファミレスなどの外食は、店内で食べるときとお持ち帰りでは、消費税率が違っていることからです。(店内10%、持ち帰り8%)

 でも、テイクアウトのとき、パックの代金として結構なお金(50円とか)とる店もあって、それなら出来立て食べられる店内のほうがよいのではと考え、あえて店内で食べたこともあります。

 現役の教員時代では、定期考査の問題に持ち帰りパック問題を出したことがあります。本体価格何円までなら店内飲食が得かのような。

 うちの近所の中華料理店は、パック代がかかることを考えて持ち帰りも店内飲食も同じ値段にしてるとこもあります。

 以前もどっかで話した記憶がありますが、最近は生活と数学がどのように関連しているのかという視点で、考査の問題が作られることが増えています

 ただ、計算できたらよし、方程式や不等式が解けたらよしということにはならなくなりました。

 もしかしたら、携帯代と数学を絡めてという問題が出るかもしれません。

 普段の生活から、これはもしかしたら数学と関連付けてくるのでは?という視点をもっておくとよいと思います。