このブログを読んだ方の中には、えらい内容がゆっくり進んでるなと思った方もいるでしょう。
先日まで3回に分けて係数と次数の話をしてきましたが、この内容は教科書では多くて1ページ程度、授業でかける時間は10~15分もあれば十分です。
では、なぜわざわざ3回に分けたか。
それは、教員時代から心がけていた「1時間の授業の中で、1項目だけでいいからできるようになってほしい」という思いがあるからです。
「係数と次数」という内容は1つだけでも、数と文字を分ければよいだけのものから、1の省略に気づけないと解けないものまで分かれています。
ですので、細かく内容をステップに分けて、できることを増やして自信をつけてもらいたいので分けています。分(文)量の問題もありますが。
少しでもできた経験は、自己肯定感の向上・やる気につながります。
また教育の世界では、スモールステップという、目標を細かく分け少しずつ達成していく手法がよくとられているので、その考え方も使っています。
まあ、このブログでちょっとでも、「できた」という思いになっていただけたら幸いです。