式の計算では、目的に合わせて式を整理することがあります。
多く使われる方法が、各項の次数の高い順に整理する方法です。例をあげます。
この多項式を、まず項に分けてから
このように次数の高い順に並べることを、降べきの順に整理すると言います。
Excelなどの表計算ソフトで、「降順(大きい順)」にデータ整理する機能がありますが、これと関連付けてもよいでしょう。
また、「べき」とは、〇乗の計算のことをいいます。PCでは^のキーで表されます。
大事なことを言い忘れてました。最初の式で先頭にあった 5x が、整理されたときには、+5x と+がついています。
「式の前に符号がついてないのは、+が省略されている」
このことは、数の計算でも大事なことなのでおさえましょう。
式の整理方法は他にもありますが、今日はまず、次数の高い順に並べることができるようにしましょう。では、練習問題です。
(練習問題)次の式を降べきの順に整理しなさい。
(答)