多項式の整理は、今回で一区切りです。
同類項をまとめることと降べきの順に並べることを一緒にやる問題です。
これができるようになると、後に出てくる「式の展開」などがスムーズにできます。
多項式の整理の流れは、「項を分ける」⇒「同類項を( )でまとめる」⇒「計算する」でしたが、
同類項をまとめる( )を、降べきの順に並べておくという作業が加わるだけです。
(前回、アルファベット順にしたのを、今回は降べきの順に適用する)
さっそく、次の式を降べきの順に整理してみましょう。
「分ける」⇒「( )でまとめる」⇒「計算する」の流れで解けることが分かります。
同類項がどれか分かりやすいよう、各項にアンダーラインを引いておくのは一つの方法です。今回は、次数が分かりやすいよう数字を下に書き、降べきの順が目に見えるような説明にしました。
では、多項式の整理の練習問題です。テストによっては「計算しなさい」、「式を整理しなさい」などと問題文に書かれることもありますが、やることは一緒です。
(練習問題)次の式を降べきの順に整理しなさい。
(答)