高校数学で全員が学ぶ科目「数学Ⅰ」の最初は「数と式」というジャンルです。
多くは、「次数と係数」が最初に書いているのですが、職業学科など数学をたくさん必要としない学科で使う教科書のなかには、さらに丁寧に文字式の表し方を説明しているものがあります。中学校の復習も兼ねて、苦手分野のやり直しという意味合いです。
今回は、文字式のルール「かけ算の記号×は省略できる」を覚えましょう。
ルールは以下の4つです。
1 文字同士、数字と文字のかけ算のとき、「×」は省略できる。
2 数字と文字のかけ算のときは、数字を先にかく。
3 数字1をかけたときは、1を省略する。
4 同じ文字をかけた場合は、かけた回数分、文字の右上にかく。
このルールを覚えて答えるだけで、まず0点から脱出できます。
今後の式変形よりずっと点を取りやすいと思いますので、こういうところで点を稼ぎましょう。
(練習問題)次のかけ算を、文字式のルールに従って表しなさい。
(答)