元数学教員・奉孝先生の「数学の欠点9割脱出法」

数学がすごく苦手だという高校生に、少しでもテストで点を取れる喜びを味わってほしいと始めました

新学期に向けての準備物

 そろそろ春休み。来年度に向けて準備が始まっていく時期ですので、何度かに分けて数学の授業のため、これ準備しとくといいのではと思うものを私目線で言います。

 新入生の場合は入学説明会があって、そこで授業の準備物や宿題などの説明を受けたりプリント配られたりしますが、説明会ではお金のこととか重要な説明がありますので、後回しにされやすい数学の準備物はどうしたらよいかという視点で聞いておいてください。

 

 1 15cmくらいの定規

 筆箱にさっと入れられるのが利点です。100均の定規セットで代用してもよいでしょう。セットだと、後の授業で出てくる三角比(サイン、コサイン、タンジェントってやつです)で使う三角定規もあるので便利です。

 ちょっとした区切り線を入れたり(教員によっては、ノートに仕切りを入れなさいと言う人もいる。左に授業内容、右に問題解くとか)、さっときれいに表をかくとかに使えます。特に商業系の学科に進んだ人は、簿記で定規がいるのでその対応にもなります。

 

 2 赤を含めた3色(赤・青・緑がおすすめ)のボールペン

 答えの訂正という意味で、赤は必携です。(簿記は赤ペン必須)また、数学では3つの文字に値をそれぞれ代入するケースがあるので(解の公式など)、こういう時に対応しやすくなります。100均の4色ボールペンで代用する方法もありますが、切り替えが面倒な人はそれぞれ準備したほうがよいでしょう。なお、4色以上は個人的に不要だと思います。ものはシンプルな方が混乱が少ないです。

 

 3 クリアファイル(A4がおすすめ)

 近年はタブレットが貸与されていますが、やはりプリントは配られます。なくさないように、授業中にノートに貼れなかったプリントをあとから貼れるようにという時などに使えます。教科ごとに色を分けるとより便利だと思います。100均にあります。

 

 4 はさみ・のり

 ノートにプリントをはるときに使えます。タブレットで答えを送信しながら授業を進めるケースも増えたとはいえ、やはり配られたプリントをノートに貼る授業は健在です。数学の授業以外にも役立つでしょう。

 

 これはあくまで私目線なので、これあったほうがいいのではというものがあったら、コメント欄に書いていただけたら幸いです。生徒の皆さんに別の視点が見えてよいと思います。