ノートをどのくらいとるか
ノートとるのに時間がかかる。授業中に終わらない。どうしたらいいの。
そんな悩みを持つ生徒は多いです。自分が教員時代も生徒から「先生、板書多いけんノートとれん」と言われてました。それからは要点をまとめたプリントを作るなど、ノートを書くスピードが遅い生徒が対応できるよう工夫しました。
それでは、ノートをとるのに時間がかかるという対策についての個人的見解です。
① 最初の例題など1つだけ決めて写す。
② 教員が説明している時間は書かない。
①の理由として、数学の教科書は例題があって、それを見本にしながら問題を解くという構成になっています。なので、例題をきちんとしておけば見返すことができますし、教員も例題をまず理解させようとします。要は授業の中で一番比重の多いところをきちんとしましょうということです。
②は、行動にメリハリをつけるという意味合いと、観点別評価の「主体的に学習に取り組む態度」に関係してくるからです。授業中に別のことをしていて注意された経験を持つ人もいるかもしれませんが、教員からみると、説明している時に自分の方を向いていないというのは気になるものです。そこから悪い印象を持たれると評価に響かないとも限りません。
断りを入れていましたが、これは個人的見解です。「そんなことで評価変えるのか」とお怒りがあるかもしれませんが、実際そういう人は何人も見てきましたし、心配事は少ないほうがいいです。また、ノートをとることについては、タブレットが出てきたからこその対応法もあるので、機会を改めて説明したいと思います。