いろいろあって1週間ぶりの記事になってしまいました。
アクセス数稼ぐには定期的な更新が必要だと実感します。
それはさておき、集合の表し方2回目です。
前回は、要素をすべて{ }の中に書くやり方を学びました。
しかし、要素がたくさんあって書ききれない場合もあります。
そんな時の表し方が今回のテーマです。
なお、前回の内容を確認したい人は、↓を見てください。
集合の表し方(1)・要素を書き並べる - 元数学教員・奉孝先生の「数学の欠点9割脱出法」
では1つ目の例として、集合Aを「乃木坂46に所属した経験のある人」とします。
これも、乃木坂46に入ったことがある人だけ条件を満たしますので集合です。
ただ、メンバーは過去の人も含めて10人以上いるので、全部書ききるのは大変です。
こういう時には、集合に入れる(要素)の条件をかいて表すとよいです。
書き方は次のようにします。?と思うこともあるでしょうが、あとから補足します。
では、ポイント説明です。
集合ですので、必ず{ }で囲みます。
最初にxと縦線|をひきます。
次に縦線|の後には集合の要素を満たす条件を書きます。
今回は乃木坂46に所属経験のあることが条件なので、それを書けばOKです。
なお、このxは集合の要素の代表として書いています。
意味合いとすれば、この条件をみたす人は複数いるので、代表の人をとりあえずxさんということにして、そのxさんは条件を満たしてるよね。ということです。
例えば、自分の推しが齋藤飛鳥さんとすれば、齋藤さんをxさんにしといて、x(齋藤)さんは条件満たしてる。それに後のメンバーが縦線|のあとに続く。というイメージを持てばいいです。
もちろんこの書き方は、数字を使った場合にでも書けます。次の例を見てください。
xと縦線|のあとに書いてある条件「1以上で3より小さい数」を満たす数の集合ということになります。例えば、2とか2.99などがこの集合の要素となります。この条件を満たす数は無数にあるので書ききれません。なので、このような表し方をします。こういう範囲を表すときにも使います。ちなみに、この集合の要素である数は次の数直線で表されます。
xと縦線|、後に条件を書く。の流れはつかめましたか?
今日は練習問題はありません。書き方のイメージができればよいです。