元数学教員・奉孝先生の「数学の欠点9割脱出法」

数学がすごく苦手だという高校生に、少しでもテストで点を取れる喜びを味わってほしいと始めました

関数の導入(今日は式は出てきません)

 お久しぶりです。

 前回の投稿から約半月が過ぎました。

 ホントはもう少し休んでマラソンのトレーニングしたいです。

 それでも、原稿をなんとか書きあげました。(報酬は雀の涙ですが)

 では、久しぶりついでにクイズをやってみましょう。

 

(問題)次の規則性を考えて、?にあてはまる数を答えてください。

  あ→1 い→9 う→21 え→5 お→?

 

 分かりましたか?

 ちなみに、「ん」は14です。

 正解は、

 ?は15です。

 その理由は、

 ひらがなをローマ字で表してください。

 すると、あ→A い→I う→U え→E お→O ん→N となります。

 ここで、それぞれの数字を見てみましょう。

 すべてアルファベットの順番の数字になっていることに気づいたでしょうか。

 A B C D E F G H I J …(以下略)

 Aが1番目、Iが9番目、…というように考えると、Oは15番目ですから15となります。

 このクイズは、1つのものに1つのものをを対応させていきました。

 

 これからやっていくジャンルは関数です。

 関数と言えば、グラフで苦戦してきて、関数イコールグラフ、嫌だなあと思っている人が多くいそうに思います。実際、私も指導に苦戦したジャンルです。

 しかし関数は、このように対応を見つけることができればすんなり理解できるところも多いと思います。また、身近なところに関数の考え方は結構隠れています。

 もう1回くらい、関数の考え方が使われている例を紹介できればと思います。