更新が1か月以上もたってしまいました。すみません。
なのに、更新を待ち続けてこのブログを見てくださった皆さん、ありがとうございます。
今日は少しだけ数字と文字を使って、関数の考え方を書いていきます。
関数は対応を考えるということでした。ではさっそく、次の対応で?にあてはまる数字を答えてください。
1は2に、2は4に、3は6に対応して変化する場合、4はどう変化するかということです。これは規則性を考えるとよいです。
すると、右の数字(y)はすべて左の数字(x)の2倍になっていることが分かります。
ですので?にあてはまるのは、4を2倍して8になります。
この関係性を次の図で示します。
では、左側の数字(x)が10のとき、右側の数字(y)は何になるでしょうか?
このとき、左側の数字を5,6、…と順に調べる必要はありません。
「右の数字が左の数字の2倍」という規則性をおさえればよいのです。
ですので、?にあてはまる数字は10の2倍で20となります。
最後に左がxだったら、右はどうなるでしょうか?
文字になりましたが、原則は変わりません。
右は左の2倍ということですから、?はxの2倍、すなわち2xとなります。
この対応を次のような図にしてみましょう。
左側の数xと右側の数yの対応は、右は左の数xの2倍、2xとなる対応と言えるので、この関係を、y=2xという式で表すことができます。
xとyとの間に対応があり、xを1つ決めるとyが1つだけ決まる場合、
「yはxの関数」と言います。
そして、今回の関係を式で表すとy=2xになったということです。
もう少し簡潔な説明ができればよかったのですが、力不足ですみません。
次回は、代入という話をします。
関数の式があったとき、xが分かるとyが分かるための計算方法です。