点を座標で表すやり方を、前回話しました。
基本を復習します。
①横,縦の順でみる。横がx座標、縦がy座標。
②x座標は原点より右が+,左が-、y座標は原点より上が+,下が-。
③(〇,△)のように数字を( )で囲む。
念のため確認したい方は、↓ を見てください。
座標の見方(1)・基本形 - 元数学教員・奉孝先生の「数学の欠点9割脱出法」
今日は、少しこれまでと違った例を見てみましょう。下図を見てください。
点Aはx軸のところ、点Bはy軸のところにあります。
(それぞれ、Aはx軸上、Bはy軸上にある。と言います)
このような場合も、横→縦の順にみるという原則は変わりません。Aからいきます。
原点からAに行くには、横に右方向(+)に3目盛りです。x座標は3です。
次に縦方向ですが、動かす必要はありません。
動いてないときは0にします。したがって、y座標は0です。
組み合わせて、A(3,0)となります。
次にBです。
まずは横方向。原点からBに行くために、横へ移動する必要はありません。
動いてないときは0にする、ですのでx座標は0となります。
次に縦方向です。下(ー)に2目盛りですので、y座標はー2です。
組み合わせて、B(0,ー2)です。
点がx軸上、y軸上にあっても、横→縦の順に読む、動かないときは0。の原則をおさえれば大丈夫です。では、軸上の点の座標を答える練習です。
(練習問題) 次のA~Dの点の座標を答えなさい。
(答)A(4,0),B(0,2),C(ー1,0),D(0,ー3)