前ブログ「かつ」・「または」の否定の実践編です。
まずは、「かつ」「または」が含まれる条件の否定をつくるポイントを確認します。
「かつ」あるいは「または」の前後の条件をそれぞれ否定し、「かつ」と「または」を入れ替えるとできます。特に、「かつ」と「または」の入れ替えは忘れやすく注意が必要です。
では、例をみてみましょう。
「かつ」の前後、a=1とb=1をそれぞれ否定し、「かつ」を「または」に変えています。もう一つ例を見てみましょう。
考え方は同じです。「または」の前後をそれぞれ否定して、(x,yは整数ですので、偶数の否定を奇数にできます)「または」を「かつ」に入れ替えました。
「または」・「かつ」の入れ替えに特に注意して練習問題をやってみましょう。
今回の練習問題は、真偽の判定やのちに出てくる「逆・裏・対偶」に出てきやすい例をもってきました。
「逆・裏・対偶」は、今はピンとこないかもですが、「逆にいうと」や「裏を返せば」というときに出てくる言葉です。(さすがに対偶がどうたらは普段の生活で出てきませんが)そのための練習をしてみてください。
(練習問題) 次の条件の否定を答えなさい。
(答)