元数学教員・奉孝先生の「数学の欠点9割脱出法」

数学がすごく苦手だという高校生に、少しでもテストで点を取れる喜びを味わってほしいと始めました

p⇒q型の命題の真偽(5)・練習問題

 今日はタイトルの通り、練習問題です。

 これまでのブログの内容を参考に解いてみてください。

 分かりにくいなと思った人は、前回のブログ ↓ を参考にしてみるとよいです。

p⇒q型の命題の真偽(4)・真偽の判定率を上げるコツ - 元数学教員・奉孝先生の「数学の欠点9割脱出法」

 よく似た問題もあるので、ヒントとして活用できると思います。

 また、余裕のある人は、偽の命題の反例を見つけてみるのもよいでしょう。

 (練習問題) 次の命題の真偽を答えなさい。

  

 (答)

  

 

 少し、今後の内容に生かせる話を一つ。

 命題p⇒qの順番を入れ替えた命題q⇒pを、もとの命題の「逆」といいます。 

 今回の問題で、偽となった命題は逆にするとすべて真になります。

 「逆に言うと」、「逆もまた真なり」、「逆は必ずしも真ならず」などの言葉を聞いたことがある人もいるかもしれません。その逆です。

 このことも今後よく出てくるので、頭の片隅に置いといてください。