展開の公式第1回・公式の紹介
これまで伝えてきた通り、展開は
①分けます⇒②(相手側に)線を引きます⇒③かけます⇒④たします
この流れをきっちりできれば、どんな式でも時間はかかりますが、展開は可能です。
ただ、式が特定の形をしていた場合、展開の手順を踏まなくても公式にあてはめることで効率よく展開できるのが、これから説明する展開公式です。
断っておきますが、展開公式は必ず使わなくてはいけないわけではありません。
(「展開公式を使って」と指示された時を除く)
あやふやに覚えているのであれば、使わない方がミスが減ります。
ただ乗法公式は、式に一定の法則性があるので、法則性に着目して覚えましょう。
では、数学Ⅰで出てくる乗法公式を紹介します。5つあります。
こんなにたくさん覚えられないよ~と泣きたい人もいるかもしれません。
安心してください。次から1日1公式ずつやっていきます。
また、公式は5つありますが、よく使う公式もあれば、意味だけ知っていればよいような公式もあります。次回から活用具合はどれくらいかを☆5段階で説明しますので、参考にしてください。(例によって、あくまで私目線です)
それでは、明日以降から本格的に公式の活用をしましょう。