√の複雑なかけ算(1)
前回までの√のたし算・ひき算の計算は理解できたでしょうか。
今日からは難しい√の計算に対応できるよう、√のかけ算の中で複雑なものを2回にわたってとりあげます。
この計算ができると、√が入った式の展開、分母の有理化(後日のブログに出てきます)などの難しい計算にも対応でき、得点の上昇も見込めます。
まずは、今日のポイントです。
「√のない部分とある部分でそれぞれ計算してくっつける」です。
このことを頭において、例を見てみましょう。
√のない部分が2と3、これをかけて6です。
√のある部分は√3だけです。ですのでくっつけて6√3です。
次の例です。
√のない部分5に、√のある部分√2×√3=√6をくっつけて5√6です。
最後の例です。
√のない赤枠のかけ算、√のある青枠のかけ算をそれぞれ計算していることがお分かりでしょうか。
もう一度、「√のない部分とある部分でそれぞれ計算してくっつける」のポイントをおさえておきましょう。では、練習問題です。
(練習問題)次の計算をしなさい。
(答)